2014年12月13日(土)夕方、本プログラム活動拠点の日吉西別館において、文部科学省 大臣官房審議官(高等教育局担当)の義本博司氏から「グローバルリーダー養成への期待」と題してご講演を頂きました。
ご講演では現在我が国が置かれている状況をはじめ、そのような状況下において国際的に信頼され、社会からの期待に応えられるような博士人材の必要性をあらためて強く認識しました。さらに、そのような博士人材になるためにも修羅場の経験がひとつのキーワードであり、それを乗り越える胆力、しなやかさを身につけることが重要であることを理解しました。しかしながら現在の博士課程教育では修羅場を経験する機会が少ないので、私たちRAに多くのことに挑戦し経験を積む必要があることを説かれました。
また義本氏の国家公務員としての幅広いご経験の中で、本プログラムが重視する科目でもあるグループプロジェクト演習で取り組んだ結果を政策提言につなげるための具体的なヒントを伺うこともできました。今回はご講演時間を大きくこえて、質疑応答がありました。ご講演を通してそれぞれのRAが不確実な状況においても挑戦し続ける姿勢を再認識できたことと思います。
(Texted by:RA3期生 新津)
義本 博司氏 文部科学省大臣官房審議官(高等教育局担当)
文部科学省 http://www.mext.go.jp/