小西 隆介

主専攻 理工学研究科 D2 修士(工学)
副専攻 政策・メディア研究科 M1
研究テーマ

太陽光発電が大量導入された電力系統における耐故障性の向上を目指した系統計画と運用

趣味 国内外旅行、各種スポーツ(サッカー、テニス、スノーボード)、スポーツ観戦(野球)

RA自己紹介

私は現在、電力系統とその耐故障性・供給信頼度について研究活動を行っています。私がリーディング大学院に参加した理由は、主専攻と副専攻の2つの視点から電力系統と供給信頼度という研究分野を扱い、新たな提案をしたいと思ったためでした。
実際に、主専攻の理工学研究科の技術的・数学的な観点だけではなく、希望している副専攻の政策・メディア研究科で求められる政策的な観点、そしてメンターの皆様とのディスカッションで得られるビジネス的な観点、という3つの視点から自分の研究テーマに取り組んでいる最中です。
このプログラムに参加して本稿執筆時点で約1年が経過しましたが、自分の中で大きな変化を感じることができています。それは、上述した多面的な視点で考える機会だけでなく、このハイレベルな環境の中に身を置き、自分の専門性について真剣に考えられたことです。これは、志の高い学生や教員の皆様、メンターの方々など、多くの方々に影響を受けられたことによる結果だと思います。今後も切磋琢磨しながらプログラムに参加していきたいです。

RAの生活

ある土曜日のスケジュール

ある2・3週間のスケジュール

7:30
土曜日の朝起きは大変辛いが、なんとか起床。他の「RAの声」も見ながら本稿を執筆しているが、朝方の生活のRAが多いことについて正直驚きを隠せない。
自宅から日吉
西別館へ移動
サンフランシスコにも持って行った愛用の自転車で通学。現地でサドルを盗まれた苦い経験も今では良い思い出。途中、コンビニに寄って朝ご飯を購入。
8:00~9:00
RA企画・主催の英語勉強会。英語のスキル向上を目指すRAが集まり、英語での発表とディスカッションを行う。
9:00~10:30
とある懸賞論文への投稿を検討。RA同士でアイディアを出しあう。こちらも自主的な集まり。
10:45~12:15
グループプロジェクト演習(GPE)に関する調査などの自習時間に充てる。途中途中、他のRAとお互いの副専攻について議論した。お互いの知識を共有することはやはり楽しく、そして有意義。
お昼
その場にいたRAと一緒にお昼ご飯。この日は近場のコンビニへ買い出し、西別館で食事。くだらないことやきちんとした話、双方織り交ぜて今日も楽しくご飯。
13:00~14:30
この日はサマーキャンプでの発表内容の検討会。我々のグループのテーマは、「エネルギーを『楽しむ』には?」。途中、メンターの日森敏泰先生が議論に加わり、様々なアドバイスを頂く。
14:45~16:30
GPEの各メンターグループにおける個別ディスカッション。私のメンターは丸紅株式会社の島﨑豊先生。電力やエネルギーについて大変造詣が深く、自分のGPEテーマについて他のRAも交えながら濃い議論を行った。
16:30~18:30
キャリアパス講演。この日はMozilla Japan代表理事の瀧田様のご講演。Mozillaやブラウザの歴史やご経歴だけでなく、活発な質疑応答が行われた。
RA数名と近くの居酒屋でご飯。濃密な1日を終えたあとの料理とお酒は美味しく感じる。副専攻や普段の生活など、色々と話す。結局この日は23時ごろまで飲み会が続いた。本当に長い一日だった。帰ってすぐに就寝。

副専攻・GPEについて

このプログラムの大きな特徴は、やはり1年間での副専攻修士の修了と5年を通じたグループプロジェクト演習(GPE)に基づく政策提言だと思います。
私は今主専攻(理工学研究科)の修士2年なので、主専攻の修士論文のための研究だけでなく、副専攻の修士論文のための研究も同時並行で行っています。主専攻、副専攻、GPEいずれの活動も、「供給信頼度と再生可能エネルギー」というトピックに軸足を置いてはいますが、リーディングプログラムにおいて全て異なる視点からの取り組みとして考えています。自己紹介文でも紹介しましたが、
● 主専攻:理論的・工学的な視点からの検証
● 副専攻:実証研究を踏まえた政策的な視点からの検証
● GPE:事業性などを考慮したビジネス的な視点からの検証
というように自分の中で位置付けています。
このような位置付けは各RAによってもちろん異なりますが、副専攻・GPEをどのような位置付けとするか?副専攻・GPEにおいて何のために何を学ぶか?何を行なっていくか?そして超成熟社会が抱える問題に対して如何に取り組むか?という事柄の決定に関しては、もちろんメンターや教員とのディスカッションを踏まえて決定されますが、RAが積極的かつ自主的に決定していくことが求められます。
私は1年間の中でこのような5カ年計画を立てることはとても難しく、そして楽しいものであると感じました。この作業は自分の持つべき専門性や持つべきスキル、将来の姿などを考慮した上で、徹底的に自分と向き合う作業でした。もちろんこれを決定するためには主専攻とは異なる分野についての勉強が必要です。そして、異なる分野の勉強を行うことだけではなく、様々な観点からの分析・検証を行うことも大変難しく、頭を悩ませるものです。それぞれの分野で用いられている用語や研究手法は大きく異なりますし、そもそも考え方が異なることもよくあります。自分もまだまだ勉強不足な点が多く、苦しむ日々が続いております。しかし、異なる分野に所属している他のRAからのアドバイスや、志を同じくするRAとの勉強会の企画、そして様々な企業に所属しているメンターからの実践的なアドバイスを得られることもあり、刺激を受け続ける毎日です。
今後も、このような勉強を行う機会、多数の分野からの分析・検証を行う機会、メンターからアドバイスを得られることに感謝をしつつ、自分の成長につなげていきたいと思っています。

私のリーディングプログラムにおける各専攻の位置付け 

これから本プログラムを目指す学生へ

このプログラムに入っている自分を想像してみましょう。その3倍くらい忙しいプログラムです。
このプログラムを終えた自分を想像してみましょう。その何倍くらい凄い自分になるかは、残念ながらどこにも保証はありません。運営委員の先生、メンター、RA、誰にもわかりません。私を含め、それを何倍にできるかは結局自分次第です。
確実に言えるのは、挑戦しなければゼロのまま、ということです。ぜひ、チャレンジしてみてください。