若泉 謙太

主専攻 経済学研究科 M1
博士(医学)
研究テーマ

慢性疼痛に対する運動の有効性と脳内報酬系を介した鎮痛機序の解明

趣味 Work & Life効率化への探求
特技 痛みの治療、神経ブロック、弓道三段

RA自己紹介

麻酔科医 兼 大学院生の若泉です。今も麻酔科医として臨床で働きながら、研究生活をしています。麻酔科医といえば、手術中の患者様を眠らせて痛みを感じなくさせるのが仕事ですが、私はもう少し幅を広げて、がんやヘルニアなどの手術以外の痛みを取り除く医療も行っています。がん性疼痛を和らげる「緩和ケア」も行いますが、腰痛や下肢痛、肩こりや頭痛といった「慢性疼痛」の治療を得意としています。多くの患者様に「良くなったよ」と言ってもらってはおりますが、中には痛みが取りきれない方もたくさんいらっしゃいます。そんな方達を救うための新たな治療法の開発を目的に、痛みの基礎研究を開始いたしました。一方で日々の臨床から、「痛みの医療」にも問題があると感じています。医療従事者も患者様も、世間一般の方々も、慢性的な痛みに対する知識が不十分で、特に日本人は痛みを我慢する傾向にあります。また、痛み治療の専門家や専門的な施設も少ないのが現状です。これらの改善には医療政策の観点でアプローチすることが必要で、そのためには医学以外の勉強が必要でした。文理融合を掲げたオールラウンド型のこのリーディング大学院プログラムは、まさに私の目的に合致したプログラムでした。医師にとってリーダーシップやマネジメントスキルはとても大切で、欧米では医師がMBAなどでそれらを学ぶことは一般的です。日本ではまだ駆け出しのプログラムですが、日本のより良い社会を目指して、精一杯頑張りたいと思っています。

RAの生活

ある土曜日のスケジュール

ある2・3週間のスケジュール

6:30
起床
いつものようにメープルシロップをかけたパンとモーニングコーヒーの朝食
7:30-8:30
自宅から日吉西別館へ移動。目黒線直通の南北線で1本。車内ではレポートやプレゼンテーション作成を行う。
9:00-1・2限
English Class。集中的に英語のコミュニケーションスキルをアップ。
13:00-3・4限
グループプロジェクト演習。超成熟社会発展の科学をテーマに各RAがプロジェクトを企画推進。私のテーマは「意欲形成の科学」。メンターとの共同作業。人間性・社会性・知識に富んだメンターの方々との出会いは大きな財産に。
16:30-5限
キャリアパス講演。普段お会いできないような各方面でご活躍の方々のお話を聞く機会が得られる。半分は外国人の講師。
18:00-
学生間で食事に行ったり、チームミーティングを開催したり。
20:00
帰宅。

インターンシップについて

このプログラムで義務付けられている海外企業へのインターンシップですが、医師である私は、経済協力開発機構(OECD)や世界保健機関(WHO)のような国際機関でのインターンシップを希望しています。実際に行くのはこれからですが、非常に楽しみにしています。痛みの医療改革を目指している私にとって、世界の医療の流れを知ることはとても大切です。日本の医療政策に反映させるべき世界のトレンドを学ぶ場として、国際機関でのインターンシップは最適であると考えています。さらに、国際機関のインターンシップにくるような世界各国を代表する人材、将来の医療のリーダーシップを取るべき人材と知り合える機会も大切にしたいと思っています。このような機会は一介の医師としては到底与えられないものですので、リーディング大学院プログラムに参加することの大きな利点です。今後の日本の医療に還元できるようなたくさんの経験を積んできたいと思っています。

これから本プログラムを目指す学生へ

魅力的な授業や学術活動の費用助成など、リーディングに参加する利点はいくつかありますが、最大の利点は優れた人材との出会いです。特任教授やメンターの方々は素晴らしい経験と人間性をお持ちですし、他のRA達もみな優秀でやる気に満ち溢れています。彼らと共に過ごす中で、日々、新たな気づきを得ています。ぜひ、リーディングの仲間に加わって、一緒に自分の新たな可能性を引き出してみませんか。