小川 健司

主専攻 理工学研究科 D2 修士(工学)
副専攻 医学研究科 M1
研究テーマ

ハプティクスを用いた定量的な体内触診デバイスの開発

趣味 スポーツ (野球、ヨット、テコンドー、グライダー)

RA自己紹介

私が本プログラムを志望した動機は、プログラムの目的のひとつである、実社会で活躍のできる博士を目指していることに関心を持ったためです。日本において博士課程に進む多くの方々は、大学の教授や研究所の研究員などアカデミックで活躍する場を目指す方が多いと思いますが、素晴らしい研究成果を得られても、実社会ではなかなか実用化されるチャンスが少ないと考えております。私が現在所属している研究室は、以前からぜひ学びたいと思っていた研究分野であり、現在その研究に携わることができ、実際に研究を行っていますが、自分はこの研究を少しでも社会に役立てるために、企業への就職を考えておりました。したがって、博士課程への進学に関しても、少し戸惑いがありました。しかし、本プログラムのコンセプトを説明会で伺い、非常に画期的なプログラムだなと感じ、参加してみたいと思いました。想像以上にプログラムでの活動内容は密度が濃く、幅広い分野に関する知識を講義だけでなく、同じ仲間たちを通じて知ることができ、楽しみながら活動を行っております。

RAの生活

ある土曜日のスケジュール

ある2・3週間のスケジュール

7:40
起床
自宅から日吉キャンパス西別館まで電車で移動
9:00
英語自習会開始
同志で集まり、毎週90分の英語自習会を実施。発表・質疑はすべて英語で行い、内容は発表者に一任される。プログレスミーティングと実施方法は類似しているが、非常に長い時間議論するため、英語の学習だけでなく内容理解にもつながる良い機会である。
10:30~13:00
自習時間および昼食
この時間は特に決めていない。各RAのやりたいことを行う。
13:00
川崎市による講演
毎週、川崎市の各部局の方々から、現在川崎市で抱えている問題点に関するご講演をしていただく。本講演は昨年も行われたが、本年度は昨年とは異なり、主に福祉・医療分野の講演が多い。
14:45
グループプロジェクト演習
少人数のグループに分かれて、各RAで取り組んでいる超成熟社会における課題解決のためのプロジェクトに関する報告会を行う。私のメンターは日立製作所の沢真司先生で、同グループには2期RAの近藤君、3期RAの岩崎君が所属している。
16:30
キャリアパス講演
企業などで主要な役割を担っている方をお招きし、その方のリーダシップ論や、超成熟社会に関する考え方をお伺いする。毎週異なる方からあらゆるアドバイスをいただけるので、大変良い刺激となっており、同時に自分ならばどのような人間がリーダーになれるのかを深く考えることのできる良い機会である。
18:00
西別館で主専攻研究に関する勉強、データ解析など
24:00
帰宅

インターンシップについて

私は国際インターンシップとして、ニューヨークに1か月滞在した。私のインターン先は非常に規模の小さな企業であり、製品のマーケティングを主に行っている企業である。実際、私は理工学研究科所属のため、マーケティングに関する技術はなかったため、現在市場に出回っていない、新しい製品のアイデアを捻出するタスクが与えられた。たとえば、オーブンは食材の温度を計測することが出来ないので、生焼けや焦がしてしまうことが多々ある。それを防ぐように食品の内部の温度を測定できるようなオーブンを考えてほしいなどのタスクが与えられた。毎週課題に対するプレゼンを社員全員に行った。日本のプレゼンスタイルとは異なり、発表中でも質問が発せられるスタイルが非常に新鮮で、とても有意義な業務を行うことができた。

これから本プログラムを目指す学生へ

本プログラムでは、超成熟社会をテーマに過去に例のない大きな問題に対する答えを探すことも一つの目的となっています。すなわち、どの答えが正しいのかは誰にもわかりません。その問題に対する解を探すために、より幅広い分野の知識、コミュニケーション力(英語、GPEなどのミーティング)など多くのことを学ぶ必要があります。一見すると、非常に大変なプログラムに見えますが、問題に対する模範解答はないので、非常に自由度が高いプログラムです。ですので、ぜひ野心的に、自分の描く夢をこのプログラムにぶつけてください。