田中 裕樹

主専攻 理工学研究科 D3
研究テーマ

Pr3+ドープ可視レーザの開発

趣味 野球, PCカスタマイズ

RA自己紹介

私がこのリーディング大学院プログラムへの参加を決めたきっかけは、以前より後期博士課程への進学を決めていたこともその一つではありますが、私が以前より抱いていた、一つの専門性に加え、幅広い知識を併せ持つ人材というイメージが、まさにこのリーディングプログラムが目指すところであったということが何よりの理由です。私はこのプログラムに参加する前の学部3、4年次、ダブルディグリー制度というものを利用し、フランスのゼネラルエンジニア養成校にて2年間幅広く様々な分野のことを学んできました。現在、主専攻ではレーザという非常に基礎物理に近い分野で研究をしている一方で、本プログラムでは教育をテーマに研究しています。全く異なるバックグラウンドを持った学生、メンターの方々で構成され、気兼ねなく思い切り意見をぶつけ合えるこの空間は、自分の世界・視野を広げていくにあたって、これ以上なく恵まれた環境だと強く感じます。

RAの生活

ある土曜日のスケジュール

ある2・3週間のスケジュール

7:30
起床。典型的夜型なので土曜の早起きは非常に辛い。意識が覚醒してないまま朝食を取り、身支度を済ます。
8:15
自宅から日吉西別館へ移動。通学時間は電車・徒歩合わせて35分程度と比較的近い。通学中は何かしら英語を聞く (TED、Voice of America etc.)
9:00-12:15
コミュニケーション・スキルの授業で英語のレッスン。毎回何かテーマを決めてディスカッション、スピーチをする。他のRAは個性的で話を聞くのが非常に面白い。
12:30
コンビニorオリジン弁当で昼食を買い、他のRAと雑談しながら食べる。
13:00
グループプロジェクト演習。グループごとにメンター各RAのテーマについてディスカッション。
14:45
本年度のサマーキャンプの準備。チームを組んでテーマを決め、ディスカッションしながら内容を詰める。メンターの方々から貴重な意見を頂く。
16:30
キャリアパス講演。質問が多すぎて時間を超過することもしばしば。
18:00
他のRAと夕食を兼ねて飲みに行く。くだらない話で盛り上がる。
22:00
帰宅後、キャリアパス講演の感想文を書き上げる。熱が冷めないうちに描き上げる方が早く書ける。
25:00
一週間の寝不足のツケが回ってくる。就寝

GPEについて

現在私は、本プログラムのグループプロジェクト演習(GPE)で、教育をテーマに扱っています。理工学研究科に属する私が、専門とは全く関係のない教育というものに興味を持っているのは、恐らく私自身が、フランスの高等教育機関にて2年間特殊な環境で教育を受けた経験があるからでしょう。プロジェクトの具体的テーマは、「高等教育における学生の学習意欲獲得に向けた目的形成メカニズムの調査」です。問題意識として、主体的な学習が求められる高等教育における学生の目的意識の欠落と、それに伴う学習意欲の喪失に着目しています。日本の典型的な中等教育(中学校、高等学校)では、カリキュラムは非常に画一的であり、学生の自由度は比較的低いと言えます。一方高等教育(大学等)では履修する科目数、内容は学生に任せられている側面が大きく、自由度が高いと言えるでしょう。このように、高等教育では学生の自主性が重んじられる為、各個人の意欲が非常に重要となります。しかしながら、明確な目的を持って学問に望む学生というのはそれほど多くないように思われます。私は、高等教育に進む以前に、学習意欲に繋がる目的意識というものを学生が持っておくべきだと考えており、そこで、目的意識の形成メカニズムを明らかにし、それに基づき、より多くの学生が初等教育、もしくは中等教育において目的意識とそれに伴う学習意欲を獲得できるような教育システムを提案することがこのプロジェクトの目的です。
現在他のRAと共にアンケート等を実施するために心理学等の勉強会を計画しています。RAの、何か必要な知識やスキルがあれば貪欲に学ぼうとする姿勢にはいつも驚かされます。このように、意識の高い学生が集まる空間がこのプログラムの一番の魅力だと改めて実感します。

これから本プログラムを目指す学生へ

成長する為の一番の方法は、自分よりも優れていると思う人たちが集まる集団に飛び込むことだと思います。飛び込んだ後はがむしゃらに彼らについて行こうと努力し、しばらくして自分が彼らと同じラインにいることに気づきます。これは海外留学を通して私自身身を持って体感したことです。一番の分かれ目は、飛び込む勇気が有るか否かだと思います。このHPを見ているあなたは少なからずこのプログラムに興味を持っているものと思います。気になったらまず土曜日の日吉西別館へ来てみてください。活発な議論が巻き起こる空間は、あなたにとってきっと刺激的です。