永嶋 弘樹

主専攻 修士(工学)
修士(経済学)
副専攻 経済学研究科 修士(経済学)
研究テーマ

実世界ハプティクスに基づく人間支援のためのロボット制御

趣味 バスケットボール,クラシックギター,ジャグリング

RA自己紹介

多くの刺激を受け自分自身を成長させることができる魅力を感じて参加を始めてから約2年が過ぎ,3年目の今年は所属を副専攻の経済学研究科に移しました。主専攻・副専攻・リーディングプログラムの3ヶ所における研究活動を並行させる時間のやりくりは決して容易ではありませんが,他分野を学ぶことによって得られる視点や,多くの方々から意見をいただける場にいるという強みを活かした研究スタイルを常に意識して取り組んでいます。超成熟社会が抱える問題の解決にはまさにこの強みが欠かせません。主専攻の分野である実世界ハプティクスでは,人間の生活空間におけるロボットの活用を想定した新たな制御技術について考えています。この技術の社会普及には,社会のニーズを汲み取る洞察力,高い経済波及効果を持つ基盤技術に関する知財戦略,多くのことを見渡し問題を整理する俯瞰的視野が欠かせません。これらの力を総合的に鍛え社会に還元できる人財を目指して日々研究活動を行っています。

RAの生活

ある土曜日のスケジュール

ある2・3週間のスケジュール

7:30-
起床~朝ごはん
テレビを見ながらトースト,サラダ(前日に買っておく)を食す。飲み物は野菜ジュースとコーヒー。
9:00-12:30
主専攻研究グループの合同ミーティングに参加
研究進捗の場として開かれていて,論文,発表,質疑は全て英語で行われる。研究関連の英語を聞いていると脳が刺激されるのか研究のアイデアが浮かぶ。研究ノートにすぐメモする。
13:00-14:30
同期のRAと一緒に「ひようら」で昼ごはん
「ひようら」のお店巡りは土曜日の楽しみの一つ。一緒に昼ごはんを食べたRAが趣味でやっている資産運用の話になった。興味が湧いたので今度調べてみよう。
14:45-16:15
グループプロジェクト演習
今年度のテーマ設定について弁護士・弁理士の高橋雄一郎先生とディスカッション。様々な分野の意見をいただき,引き出しの多さにいつも驚かされる。テーマの大枠が決定。
16:30-18:00
サマーキャンプでの研究発表に関する話し合い
今年のサマーキャンプではチーム研究での発表がメインで行われることになった。メンバーやテーマはどうするか早めに決めていこう。
18:00-19:00
研究室に向かう途中に地元の魚屋で惣菜を買って研究室で夜ご飯
今日の献立はカジキマグロの照り焼きとパックごはんとインスタント味噌汁。簡単ながら大満足。
19:00-22:00
研究活動
基本的に月~土曜日は活動し日曜日をオフにするスタイルなのでもう少し頑張る。朝にメモしたノートの内容をスライドにまとめ,その後経済学研究科における研究に関する論文サーベイを行う。
-24:00
お風呂,読書,就寝
帰ってきてお風呂に入り,その後に少し読書をする。今読んでいるのは松下幸之助著「道をひらく」。達観とはこういうことなのか。今週もお疲れ様でした。また来週も頑張ります。

インターンシップについて

私は一昨年2月にタイ王国北部の都市チェンマイにおいて公立幼稚園での就業体験を積んできました。チェンマイ都市部から車で1時間程にあるタイエレファントホームにホームステイし,そこから徒歩圏内の幼稚園に通っていました。日本語はもちろんのこと,英語も十分には通じない環境では,学部生時代の学習塾でのアルバイトのようにいくはずもなく,教え方に戸惑うことが多かったです。新しい環境ではまずお酒の飲み方を知るべきという話を聞きますが,幼稚園という環境では一緒に遊ぶことが一番の近道と考え,まずは彼らと一緒に授業前や休み時間,放課後に思い切り遊ぶことにしました。自分の立場を通すのではなく相手の立場に寄り添うことによって彼らと距離を縮めることができました。これを活かし,英単語や数字を教える授業では講義形式ではなくそれらを遊びに盛り込むことで体験型の授業としました。この方法は先生方に提案し受け入れてもらうことが出来ました。他には,日本の遊びとしてお手玉と折り紙を教えましたが,放課後も楽しんでいる幼稚園生達の姿を見た時は非常に達成感と安心感がありました。ホームステイ先ではエレファントホームに訪れた様々な出身国の観光客の方々と食事や会話を共にする機会も多くあり,これもまた貴重な体験でした。主専攻の研究対象であるロボットを話題にした時の反応やイメージする世界,疑問点の持ち方も人や出身によっても大きく異なりました。多くの人に広く受け入れられる技術の実現は難しいが,その分やりがいも大きいのだろうと再認識することができました。

これから本プログラムを目指す学生へ

リーディング大学院は「自己形成の場」だと言えます。様々な分野の学生,教員,企業の方々が一同に集まり,各々の体験談を伝えたり,意見を交わしたりします。これにより行動やキャリアパスの「選択肢を増やす」こととなります。さらに「互いの共通点や違いを捉える」ことによって自分自身の存在や進むべき道を明らかにすることができます。互いに刺激し成長し合う相乗効果をこのリーディング大学院で一緒に起こしてみませんか?