教育システム

本プログラムの教育システムは、採用されたRAの骨太の主専攻の上に、1)ダブルメジャーによる本格的な文理融合と、2)産業界・行政体との密な連携による革新的な教育環境を構築し、その中で次代の高度博士人材を育成・輩出するものです。 RAは、本学大学院の既存の研究科の修士~博士まで修めることに加えて、本プログラムが定めた共通科目の履修、および夏・冬キャンプや海外インターンシップ等のメニュー・イベントへ参加することで、俯瞰力や課題発見・解決能力、企画力、実行力を身に付けることが期待されます。よって、本プログラムの修了要件は、1)在籍する既存の研究科の学則等による必要な要件を満たすとともに、2)本プログラムが定めた上記履修等要件を満たすことの双方が必要です。これらの要件を満たして修了すると、博士号の学位記に、本プログラムを終了したことが付記されます。 以下、本プログラムの5年一貫の教育システムを、1)ジョイントディグリー制度を中核としたMMDシステム、2)共通科目の履修、3)夏・冬キャンプ等への参加、4)主専攻との協調、5)e-ラーニングクラウドシステムの活用の5つの項目に集約して説明します。

1)ジョイントディグリー制度を中心としたMMD(主専攻修士、副専攻修士、主専攻博士)システム

本プログラムは、骨太の専門の基盤の上に、広い視野と俯瞰力を形成するため、主専攻修士Mの後に副専攻修士Mを履修させ、その後に主専攻博士Dを履修させるMMDシステムに特徴があります。このMMDシステムを5年で修了可能とするため、本学は、本プログラムを履修する学生向けの「ジョイントディグリー制度」を制定し、3~3.5年の期間に2つの修士号の取得を可能としました。

2)本プログラムが設置した共通科目の履修

共通科目(後述)のうち、「グループプロジェクト演習」は本プログラムの最も重要な科目であり、採用から修了までの5年間に亘って履修する唯一の科目である。日本を代表する企業や行政体の部長クラスの有識者が、毎週土曜日に拠点に参集し、グループワークにより学生を指導します。
また、学外特別研修では、修士課程における海外インターンシップ派遣(4週間程度、異文化の中で就労体験)と、博士課程における短期留学(半年程度、主専攻の研究について副指導を受ける)を課すことで、骨太の主専攻の上に俯瞰力や独創的な企画力を身に付けることが期待されます。

3)夏・冬キャンプ等イベントへの参加

夏・冬キャンプは、多様な分野の教員および、多様な業種の企業や行政体から派遣されたメンターにRAが接する最も良い機会です。泊まり込みで行うため、RAの成果発表に対し、多様な分野から集まった人生の先輩から多様な意見を聞き、じっくり討論して、自分を成長させることができます。

4)主専攻の研究との協調

土曜日は、本プログラムが最も重要視しているグループプロジェクト演習が行われる日です。多様な経験を積んだ講師によるキャリアパス講演も開催されます。多様な価値観がぶつかり合う中で「水飲み場効果」も発揮されます。このため、土曜日は本プログラムを最優先してRAは参加する日です。また、水曜日の夕方開催されるプログレスミーティングや、夏・冬キャンプ、シンポジウム等の年間ビッグイベントも土曜日に準じた本プログラムの最優先事項ですが、これらはe-ラーニングクラウドシステムを介した遠隔参加も可能です。
一方、これ以外の共通科目の履修については、主専攻優先、及び柔軟な履修タイミングを可能とすることで、主専攻との協調性を保ちます。

5)e-ラーニングクラウドシステム(クラウド型遠隔教育システム)の活用

本学大学院は、文系は三田、医学系は信濃町、理工系は矢上、政策・メディア系は湘南藤沢というように複数キャンパスに分散しています。そこで、主専攻や副専攻の履修との協調のため、全員一拠点集合の土曜日を除いて、自キャンパスからe-ラーニングクラウドシステムにより授業に出席することが可能となっています。

「2014年度 共通科目一覧表」

科目名 単位数
グループプロジェクト演習 1(必修) 1
グループプロジェクト演習 2(必修) 1
グループプロジェクト演習 3(必修) 1
グループプロジェクト演習 4(必修) 1
グループプロジェクト演習 5(必修) 3
グループプロジェクト演習 6(必修) 3
学外特別研修 (必修) 2(春)
2(秋)
Environmental Economic Theory 2
超成熟社会発展の経済学 2
高齢社会デザイン論(推奨) 2
Aged Society and Health (推奨) 2
ポリシーマネジメント(開発とヒューマンセキュリティ) 2
科目名 単位数
日本のマクロ経済と経済政策 2
実践知財管理1 2
実践知財管理2 2
カンファレンスコミュニケーション 2
コミュニケーションスキル1(推奨) 2
コミュニケーションスキル 2(推奨) 2
グローバルスタートアップ (推奨) 2
Academic Technical Writing 2
Distance Operation 2
Analysis and Design of Time and Space 2