株式会社OE Solutions Japan 代表取締役 陶山茂樹氏 「ヒトは失敗(経験)からしか学べない 失敗を恐れず未来へチャレンジ」

2017年10月21日(土)、本プログラムの活動拠点である日吉西別館において、陶山茂樹氏よりご講演をいただきました。

陶山氏は大学卒業後にNECに入社、約30年に渡り光通信のプロフェッショナルとして事業部長、研究所支配人、光通信システム事業責任者まで勤められました。そのあと、東京大学総括の寄附講座から、産学連携のベンチャーを立ち上げ、株式会社Digital Gridの代表として活躍なさいました。現在は、株式会社OE Solutions Japan 代表取締役をつとめており、大企業、ベンチャー企業、外資系企業という幅広い組織の中での経験を積まれております。

今回の講演では、『ヒトは失敗(経験)からしか学べない 失敗を恐れず未来へチャレンジ』をテーマに、陶山氏のこれまでの大企業、ベンチャー企業、外資系企業で培ったそれぞれの経験、気づきを基に、お話しいただきました。

通信バブル崩壊、グローバル化、雇用流動化など、様々な社会変動をご自分のキャリアの中で経験し、その度ごとに失敗から学び、様々な困難を乗り越えて来られました。通信ネットワーク容量の供給過剰ゆえに事業が傾き、その際、責任者として学んだことは、事業は実行力であること、誰かの力を借りることができること、そして時代認識力であると語られておりました。またベンチャーではこれまでの職場環境と異なり、立場も違う中、人を雇うことへの責任を学んだそうです。大手企業にはない尖った人材集団のマネジメントの経験は「同じ船に乗れる人で起業せよ」という言葉にまとめられておりました。現在代表取締役を務めている外資系グローバル企業では世界と日本の文化や価値観の違いを感じながらも、日本国内売上を大きく伸ばすなど、結果を残していらっしゃいます。

印象的であったのは、どの企業での経験を話すにも、「人」という言葉を繰り返し使っておられたことです。雇用流動社会を生き抜くためにも、事業を成功に導くのも、逆境を乗り越えるにも、人との繋がりの大切さを身をもって感じておられるのが、強く伝わって来ました。陶山氏のその言葉の重みは、これまでたくさんの人と出会い、仕事をし、人を動かして来られた経験あってのものだと思います。「人生は偶然と必然がおりなす」という言葉にもありましたが、陶山氏がそうであったように、予期せぬチャンスを掴めるよう、このようなリーディング大学院のような機会を含め、自分から行動し、新たな世界へと積極的関わりに行き、時代を認識し、人と繋がって行きたいです。

(Texted by:RA6期生 早坂若子)

陶山茂樹氏
株式会社OE Solutions Japan 代表取締役
http://www.oesolutions.com/main/view/