Pacific & Atlantic PM Innovation代表 田中弘氏 「慶應義塾卒プロジェクトマネジメント界グローバル・プレイヤーからのメッセージ」

2017年10月7日(土)、本プログラムの活動拠点である日吉西別館において,田中弘氏よりご講演をいただきました.

田中氏は本学法学部出身(1967年)であり,日揮株式会社にて本部長代行・子会社役員まで務められ,兼務で,日本プロジェクトマネジメント協会の創設者で代表を14年間並びに世界プロジェクトマネジメントフォーラム第3代会長,フランス,セネガル,ウクライナ,ロシア,日本の大学院教授を歴任されるなど実に様々なバックグラウンドを持っています.
田中氏は,これらの多様なキャリアに基づいて現在取り組まれている4つのプログラム,アカデミックとしての目標・信条,社会人3ステージ・キャリアの由来,そしてご自身が現在の日本の高等教育についてどのように考えているかについて熱意を込めてお話ししてくださいました.

現在,田中氏が取り組まれているプログラムは主に,
① 大学院教育プログラム
② 日本政府外郭団体主催海外人材育成プログラム
③ 世界PMコミュニティーとしてのコミュニティー貢献プロジェクト(世界大会での基調講演等)
④ 元指導学生等の研究者スタートアップ支援
の4つであると仰ってました.

田中氏は,大学院教育プログラムの一環としてフランスのグランゼコール SKEMA Business School,Ph.D./DBA Programme国際教授として博士課程の学生のご指導をされており,指導教授として5名のPh.D.を輩出されております.海外人材育成では,Program & Project Management Course Directorとして経営者・ミドルマネージャーの研修を2009年から実施されており,現在も継続しています.また,元学生の就職支援にも大変熱心に取り組まれており大学に教員として就職したい学生のための推薦状の執筆・コーチングにも注力されているとのことでした.PM理論におけるTeaching Professorとしては,世界トップ5に入る権威者であり,エンジニアリング&コンストラクションプロジェクトのPM理論研究のパイオニアとして現在も活動を続けられています.

田中氏は「何事にも挑戦することが大切である」と強く主張されており,ご自身の実に多様なバックグラウンドに基づいて,その重要性について熱弁してくださいました.田中氏のキャリアパスは一般的なキャリアパスとは大きく異なり刺激的なものであり,「プレイヤーとしての意識を持っている」と終始仰ってました.我々は現在大学院で教育を受けている身であるが,非日常的な環境に積極的に身をおく必要性があると強く感じました.

(Texted by: RA6期生 理工学研究科修士1年 黒部聡亮)

田中弘氏
Pacific & Atlantic PM Innovation代表
International Professor, DBA in Strategy, Program and Project Management Program, SKEMA Business School (France)
Dean, PhD Program, CASR3PM Graduate Academy (Senegal)
Professor of Honor, Kiev National University of Construction Architecture; National Shipbuilding University named after Admiral Makarov; Odessa National Maritime University (Ukraine)
国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学知識科学系非常勤講師(2017年5月まで客員教授)
公立大学法人岡山県立大学教育開発センター客員教授(大学院共通科目担当)
Course Director, Program & Project Management, The Association for Overseas Technical Cooperation and Sustainable Partnerships (AOTS)