神奈川県知事 黒岩祐治氏 「夢を実現するチカラ」

2017年7月8日(土)、本プログラムの活動拠点である日吉西別館において、神奈川県知事の黒岩祐治氏よりご講演をいただきました。

今回は政治的なお話を離れ、黒岩氏ご自身のキャリアパスについてお話しいただきました。黒岩氏はキャスターとして活躍したのち政治家に転身なさるという特異な経験をしており、そのエピソードをユーモアを交えてお話しくださいました。
黒岩氏はキャスターと県知事という、一見共通点のなさそうな職種を経ていますが、その過程には一貫して、世の中の困っていることを解決したいという思いがありました。そのビジョンを達成するために形にとらわれず最良の状態を選択するという考え方は、今後の我々RAが自身のキャリアパスを考えるうえで非常に勉強になるものでした。
黒岩氏はキャスターを務める前に記者として活躍されていました。そのためキャスターになった際に上司から、自身は記者でありディレクターでありキャスターである、と言われました。ちょうどその時、救急隊が応急処置しか行うことができないということを知り、この改善のために自ら2年間取材をし、自身の担当するニュース番組にて特集を組んで報道されていました。その報道が功を奏し、救急隊が医療行為を行える救急救命士という資格を設立することが叶いました。
この資格の設立は、黒岩氏の“いのちをつなぐこと”という自身の原点となる思いから実現されたことでした。神奈川知事である今も、“いのち”、“マグネット力”が大切であるということを指針に活動なさっています。マグネット力とは、人を惹きつける力・魅力を表わす、医療の現場で使われる言葉だそうで、キャスター時代に医療機関と接する中で知った言葉だと仰っていました。そして“いのち輝くマグネット神奈川”の実現をミッションに現在奮闘なさっています。
黒岩氏は「人間はひとりひとり生まれながらにミッションをもっている。そのミッションにどこで気づくか」が重要であると仰っていました。そして夢を実現するためには、
1. ミッションを見つける
2. パッションを持つ
3. アクションする
ということが必要であると仰いました。

黒岩氏は、ミッションを見つけることは容易ではなく、ミッションが見つけられていなくてもおかしなことではないと仰いました。今後自分のミッションを見つけられた時、自分のパッションを惜しみなく注ぎ、恐れずにアクションをしていきたいと思いました。

(Texted by: RA6期生 理工学研究科1年 篠﨑紗衣子)

黒岩祐治氏
神奈川県知事 黒岩祐治オフィシャルウェブサイト
http://kuroiwa.com/