事業創造ファンドLiberty Asia LLC Executive Partner (元アクサ生命保険役員) 甲斐 英隆氏 「グローバル企業リーダー候補達のチャレンジと成功シナリオに関する一考察」

2016年10月14日(土)、本プログラム活動拠点である日吉西別館において、甲斐英隆先生に、「グローバル企業リーダー候補者達の未来へのチャレンジと成功シナリオに関する一考察」と題して、ご講演頂きました。

甲斐氏は、現在、アクサ生命保険役員の職にあります。現職に就任なさる前には富士Xerox社役員や米国サンマイクロシステムズ(現オラクル)社本社役員、MITへの2度の留学と国内外に縛られない多彩な業種をご経験されています。

ご講演では、甲斐氏自身のご経験からこれからのグローナル企業リーダーに必要なマインドセット及びキャリアパスの築き方についてお話しして頂きました。高校生時代から米国に対する憧れがあり、実際に国内外問わずご経験されている甲斐氏のお言葉はグローバル人材とは何かという問いに最も近いものであるように思えます。特に「知っているつもり≠本質の理解」が非常に印象的でした。情報が簡単に手に入ることのできる現代であるからこそ、現場に訪問し、実際に起きていることや現場の問題・課題を自分が納得することで「本質の理解」となるというお言葉には納得せざるを得ませんでした。
自分自身、現場に行ったことで認知症に対する認識が大きく変化した経験があり、現場を見て自分で納得し、価値観を築きあげていくことの大切さは実感しております。
本大学院においてもフィールドワークを積極的に行うことは強く推奨されており、自分で納得し、「アイデンティティ」を作り上げていくことがリーダーに必要な要素であるのではないでしょうか。

未来のグローバルリーダーになるために「アイディアだけでなく、自分で実行し実現する」、「チャレンジする経験の中から自信は生まれる」ことはリーダーを目指す我々にとって常に意識しなければなりません。甲斐氏がおっしゃっているように「自分が納得できるキャリアパス」を築き、新たな価値を創り出していくことを目指し模索していく勇気を頂いた講演でした。

(Texted by:RA5期生 理工学研究科修士1年 今給黎薫弘)

甲斐 英隆 氏
元 アクサ生命保険株式会社 シニアアドバイザー