元 株式会社東京海上研究所 常務取締役研究所長 多賀谷晴敏氏「What does Globalisation really mean?」

2016年5月14日(土)、本プログラム活動拠点である日吉西別館において、元 株式会社東京海上研究所 常務取締役研究所長 多賀谷晴敏氏に「What does Globalisation really mean?」という題目で2016年度最初のキャリアパス講演を英語で講演頂きました。

多賀谷さんは一橋大学法学部卒業後、東京海上火災保険株式会社(当時)に入社し長期間の海外勤務、ハーバードビジネススクールMBA卒業、英国法人でCFO,CEOを歴任し、2016年3月まで東京海上研究所 常務取締役研究所長を勤められた方です。また、2016年4月から本プログラムの特任教授に就任し、メンターとしてグローバル人材になるための指導をして頂いております。

ご講演の始めに、グローバルなビジネスに携わる際、自身の文化・価値観で判断するのではなく相手の文化や価値観・宗教観を理解することが重要であることをアラビアでの経験を挙げてユーモアを交え伝えて下さいました。その後1. What is globalisation? 2. Tokio Marine’s Global Strategy 3. Global Talent managementをトピックとし、Globalisationを5W1Hで論じ、企業のグローバル戦略をM&Aの観点から解説し、最後に経営の観点からグローバル人材について話して頂きました。

再保険のお話が一番印象的であり、「保険会社も大災害時の巨額な支払いに備え複数の保険会社に再保険により保険引受リスクを分散する。」そのために、「戦略的にM&Aも活用する。」ということからM&Aの意義についても得心することができました。リスクというのはできるだけ分散させておくべき、という鉄則は自分がこれから生きて行く上でも心に刻みます。

本プログラムは五年一貫であり2016年はRA5期が入り1期から5期まで全ての学年が揃う節目の年です。多賀谷さんのご講演はGlobalisationとは何か?という本プログラムを修了し、世界で活躍することになるRA全員が考えねばならない本質的な問題であり、それを考える上で貴重なヒントをご自身の豊富な海外での経験を踏まえて与えて下さいました。

(Texted by: RA5期生 経済学研究科修士1年 池本 駿)

多賀谷 晴敏 氏
元 株式会社東京海上研究所 常務取締役研究所長
本プログラム メンター
株式会社東京海上研究所 : http://www.tmresearch.co.jp/