富士通株式会社 三宅龍哉氏「働き方夜明け前」を語る

2015年7月11日(土)、本プログラムの活動拠点である日吉西別館において、富士通株式会社(以下、富士通)の常務理事  川崎工場長  兼  人材開発室長をお務めの三宅龍哉氏からご講演頂きました。

富士通は、時代の変化に巧みに適応し、そのビジネス収益モデルを自在に変化させてきた企業です。グローバル化、IT革命などが叫ばれる現代において、富士通をはじめとする総合エレクトロニクスメーカー、総合ITベンダーは度々の変革を迫られてきました。

今回のご講演では、三宅氏がその多彩なキャリアの中で培われてきた知見を中心に、これからのビジネスで求められる人材像に関してお話し頂きました。RAをはじめ日本人が取り組むべきこととして、”「思い」を発信すること”、”考え、行動し、「正解」を作り出すこと”、”リベラルアーツを身につけること”の三点を挙げられ、普段の私の生活を内省する良い機会となりました。特にインプットに偏重している教育システムに慣れ親しんでいる私たちは、「思い」や「考え」を積極的にアウトプットすることが求められます。同時にアウトプットは議論に発展し、「正解」を導き出すことに繋がります。絶対的な正解が無い現代においては、周囲を積極的に巻き込み、各々の結論を出すことが重要だとのことでした。

質疑応答での一幕、”これからの日本企業の人事制度”に対してのご意見も大変興味深いものでした。「終身雇用」「年功序列」などの特徴を有する日本企業の人事制度に対し、西欧では「雇用の流動化」「実力主義」が一般的です。企業は人材を確保するためにも、後者の制度を徐々に融和させていく必要があります。そのためにも、わかりやすい例から始め、最終的に両者をハイブリッドに融合していく必要があるとのことでした。
これからビジネスで求められる人物像に関しての今回のご講演は、次代の博士を目指す我々RAにとっては非常に有意義なものとなりました。

(Texted by:RA4期生 岡野寿朗)

三宅龍哉氏
富士通株式会社 常務理事 川崎工場長 兼 人材開発室長
富士通株式会社 http://www.fujitsu.com/jp/