ソニーコンピュータサイエンス研究所、シニアマネージャー・チーフプロデューサー 吉村 司氏「いかに人を巻き込むか? -仕事の幸福論、正しい仕事に人集まる-」を語る

2015年6月27日(土)、本プログラム活動拠点である日吉西別館において、ソニーコンピュータサイエンス研究所、シニアマネージャー・チーフプロデューサーの吉村司氏にご講演をいただきました。

吉村氏は2009年から2014年までアフリカでサッカーのPublic Viewingを30カ村以上で実施し、そこに集まった人々に対してJICAと共同でHIV/AIDsの健診や民族融和のプログラムを現地で行ってきたプロデューサーでした。講演において、①新たにプロジェクトを立ち上げるときに必要なことと、②そのリーダーに必要なものの3つについてお話をしていただきました。

前者については、プロジェクトの実行に必要な情報の中に自分の知らない領域があること、また新しいプロジェクトは必ず反対意見があるということでした。これを解決するためには、自分の所属組織だけではなく他の部門、他の団体、他の会社に対して説得をしていく。必ず賛同者は現れ、プロジェクトがじわじわ進み始め、そしてある機会を境に雪崩を打って進み始めるということでした。後者については、リーダーに必要な3つのポイントは「狂信であること」「滅私がないこと」「ぶれないこと」でした。今回のプロジェクトでいうと、まずサッカーは人々を幸せにすると信じ続けていたこと、2つ目は自分の利益は当然ながら「利己」であり、しかも完全に「利他」でもある、双方の利が矛盾なくプロジェクトの成果になっていること、そのため3つ目の当然ぶれないにつながるということでした。
今回吉村氏にプロジェクトを立ち上げる上で必要となることをお話頂き、これから社会を牽引する本プログラムのRAとの質疑も活発に行われ、非常に有意義なご講演となりました。

(Texted by: RA4期生 石川)

吉村 司氏
ソニーコンピュータサイエンス研究所、シニアマネージャー・チーフプロデューサー
ソニー株式会社 http://www.sony.co.jp/
ソニーコンピュータサイエンス研究所 http://www.sonycsl.co.jp/

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