内閣府SIP プログラムディレクター 佐々木直哉氏 「研究における他者とのつながり」を語る

2015年5月30日(土)、本プログラム活動拠点である日吉西別館において、内閣府SIP(戦略的イノベーション創造プログラム) プログラムディレクターとしてもご活躍されている、株式会社日立製作所技師長の佐々木直哉氏(PhD)に「研究における他者とのつながり」のタイトルでご講演を頂きました。

SIPは、現在の日本の社会的課題や日本経済再生に寄与できるような10の課題に取り組むプロジェクトです。佐々木氏は、その内「革新的設計生産技術」というプログラムのご担当です。今回は、日立製作所における多様なご経験を他者とのつながりの視点で、そして博士に望むことについて現在のモノづくりにおいて持つべき視点でお話し頂きました。

特にモノづくりでは、そのシステム全体を統合的に捉え、相反する条件を満足するために物事のトレードオフを考え解決することが求められるということでした。また、バックキャスト(将来のあるべき姿について目標を立て、それを実現するために必要な技術、製品、システムをデザインする)という逆問題的な視点も重要であるとのことです。さらに、社会や他者とのつながりの中で多くの気づきを得ることの大切さを述べられました。研究開発のマネジメントに長年携わった立場からのご講演は、次代の博士を目指す我々RAにとって非常に有意義なものとなりました。

(Texted by: RA4期生 利光)

佐々木直哉氏
内閣府SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)プログラムディレクター
株式会社日立製作所 研究開発グループ 技師長

内閣府SIP(戦略的イノベーション創造プログラム) http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/
株式会社日立製作所 http://www.hitachi.co.jp/