LERU(ヨーロッパ研究大学リーグ)事務局長 Kurt Deketelaere博士 「仕事における他者との相互作用の大切さ」を語る

2015年5月27日(水)、本プログラム活動拠点である日吉西別館において、LERU(ヨーロッパ研究大学リーグ) の事務局長であるKurt Deketelaere博士に英語でご講演をいただきました。

LERU(League of European Research Universities、ヨーロッパ研究大学リーグ)はベルギーに本部を置くヨーロッパの大学連盟で、現在Oxford大学等21大学が加盟しています。その目的は学術的な観点からEUの政策に影響を与えることや、加盟大学間で研究の質を向上させることです。今回はLERUの事務局長でいらっしゃるDeketelaere博士が、今の時代に求められる博士課程人材について、そして仕事をする上で大切なことをお話しくださいました。

Deketelaere博士は博士課程(法学)を修了された後、弁護士、政策提言者、ロビイストなど様々なご職業を経験されましたが、それらに博士課程在籍時の人材トレーニング(Ph.D.トレーニング)が活きたかといえば、全くそうではなかったと語ります。そもそも、Deketelaere博士が博士課程に在籍したいた頃にはPh.D.トレーニングはなかったといいます。それを踏まえ現在LERUでは、学力はもちろん、コミュニケーション能力、集団行動力、リーダーシップなど、今日のグローバル社会において必要な力を総合的に兼ねそろえた博士課程人材の育成を行っているとのことで、我々RAと共通していると感じました。また最後に、様々なご職業を経験されたDeketelaere博士は、「仕事」と「生活」のバランスが何より大切だと語りました。「人生において、自分の周りには必ず家族や友人などの『他者』が存在し、他者との相互作用によって人間は活力や安らぎを得られる。仕事に明け暮れるだけではなく、日常生活における他者との関わりも大切にし、そのバランスをうまくとることが人生を充実させる鍵である。」今日の博士課程人材に求められていること、そして社会に出てから大切になってくることを教えていただいた、非常に有意義で素晴らしい講演でした。

(Texted by : RA 4期生 社会学研究科M1 高野)

Kurt Deketelaere博士 LERU(League of European Research Universities) 事務局長
LERU http://www.leru.org/index.php/public/home/

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