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2016年度インターンシップ派遣

2016年度末(2017年2月5日~3月31日)に米国、サンフランシスコ周辺に11名のRA5期生を派遣しました。地元のNPO、NGO、企業等で5週間の異文化体験にチャレンジしたことで、ひとまわり逞しくなって帰国しました。

No. RA氏名 ホストカンパニー
(米国・サンフランシスコ周辺)
出発 帰国
1 中島 由勝 Oakland Digital 2017.2.5 2017.3.12
2 宮本 佑 The U.S. Department of Energy 2017.2.5 2017.3.12
3 氏家 慶介 Eviction Defense Collaborative 2017.2.5 2017.3.12
4 水口 高翔 California Department of Public Health 2017.2.12 2017.3.19
5 角 晴美子 Universal Giving 2017.2.24 2017.3.31
6 久保 友理恵 Elizabeth Gamble Garden 2017.2.5 2017.3.12
7 今給黎 薫弘 East Bay Asian Local Development Corporation 2017.2.24 2017.3.31
8 香西 孝司 The 1947 Partition Archive 2017.2.5 2017.3.12
9 池本 駿 College Track 2017.2.5 2017.3.12
10 野口 遼太郎 Breathe California 2017.2.5 2017.3.12
11 横倉 瑳之 Japan Society in SF 2017.2.5 2017.3.12

RAの感想

オークランドに位置するIT企業でのWebサービス開発を通し、その意思決定の速さからシリコンバレーのダイナミズムを身をもって知ることができ、また、多様性の高いチームのマネジメント術の一端を習得できたという点で非常に貴重な体験となりました。(中島 由勝)

1ヶ月の英語生活と職業体験は、様々な面で自分を成長させてくれました。最初は挫折で悩む日々でしたが、その後は今自分にできることをよく考えて行動することで自分の道を切り開く感覚を味わうことができたのが特に印象に残っています。(宮本 佑)

日本人一人の環境で働くということは、愉しいことよりも大変なこと辛いことの方が多かった。しかし、その分、日本にいる時以上に挑戦し、人生を考えるとても貴重な経験になった。今回の経験、そして一緒に過ごし乗り越えたRA同期との絆は宝である。(氏家 慶介)

私はカリフォルニア州の研究機関で勤務しました。振り返れば出会いに恵まれた5週間だったな、と。勤務先のインターン生から刺激を受け、現地で活躍する日本人には勇気をもらい…。そして何事も恐れずに“挑戦する”こと―世界で活躍するための核となるマインドを学びました。(水口 高翔)

今回のインターンシップではアメリカで働くこと、そして日本ではなかなか出来ない色々な国の人達と関わり合うという大変有意義な異文化交流を体験できました。これらを生かし、数々の新しいことに挑戦していきたいです。(角 晴美子)

インターンシップを通して、ネットワークの構築と仕事をするという意味を経験することができました。自らコミュニケーションをすることで、仕事が生まれ、広がることが学べたのが大きな収穫でした。とても有意義な経験ができました。(久保 友理恵)

非常に充実し、かつ学ぶことの連続でした。これを乗り越えたことは自分にとって大きな自信になり何事にも挑戦する姿勢の礎になっております。インターンシップへ派遣してくださった皆様には感謝の念に堪えません。本当にありがとうございました。(今給黎 薫弘)

今回の派遣で私は、メインである異文化環境での就労のほか、現地のUC Berkleyの活動に参加するなど多くの経験を積むことができ、言語力を含むコミュニケーション能力の向上など、当初設定した目的に関わる多くの気づき、成長を得ることができたと感じています。(香西 孝司)

私はCollege Trackという貧困層の中高生の大学進学・卒業を支援するNPOで働きました。業務や生徒との交流を通じて経済格差と教育に根付く問題を肌で感じ、現在日本で行われている教育無償化議論にますますの関心を抱いております。(池本 駿)

職場の皆さんに非常に親切に仕事を教えて頂き、ビジネスの場でのコミュニケーションの取り方や日系アメリカ人の方々との出会いなど、貴重な経験をさせて頂きました。今後さらに英語力の向上に努めたいと思います。(横倉 瑳之)

OECDと「超成熟社会」について考えた2ヶ月間

若泉 謙太  博士2年 医学研究科 
派遣先:OECD(東京、パリ)
期間:2014年2月-3月東京事前研修、4月-5月パリ

私が経済協力開発機構(OECD)でインターンシップを行った2ヶ月間で、日本でのOECDシンポジウムとパリ本部でのOECDフォーラムの両方を体験出来たのは、この上なく貴重な経験であった。

  • レジリエントな社会:世界規模の金融危機や大災害に対して被害を最小限にとどめ、かつ、迅速な回復力を作り出せる社会
  • 包摂的な社会:立場の弱い人・物・組織などを排除せずにやさしく包み込める社会

 上記2つはOECDの掲げる目指すべき社会のあり方であるが、これらは正に、我々の考える超成熟社会に他ならないと感じた。
 また、OECDは一つの国家だけでは解決できないような問題にも、グローバルな視点で解決策を持っており、私にとってとても新鮮だった。日本の問題は、人口構造の変化と経済的成長率の落ち込みを抱える先進諸国に共通の問題である。解決手段として、多国籍間での協力や東南アジアなどの新興国の勢いを取り入れることなどが提案された。これには、協力相手国である新興国にとっても先進国とのつながりを強めることで、中所得国の罠を回避するというWin-Winな関係があった。
 私はこのインターンシップを通じて、私のリーディングプログラムでのプロジェクトである「Science of Motivation」に、改めて強い新奇性を感じると共に、政策提言へ向けての使命感をもつことができた。なぜならOECDは豊富なデータを元に多方面で的確な分析を行っているが、このテーマ、特に「社会問題としての慢性疼痛」に関しては、ほとんど情報を持っていなかったからだ。
 OECDでのインターンシップは、私にとってグローバル人材としての視野を培うと同時に、「超成熟社会発展のサイエンス」を追求する強いモチベーションとなった。